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動物病院ナビ犬の病気【1】 > フィラリア

フィラリア

フィラリアの画像

“フィラリア”は別名“犬糸状虫”と言い、蚊が媒介するそうめんのように細長い寄生虫で、蚊を媒体にして愛犬に感染してしまう病気です。感染ルートを見てみると、まずフィラリアに感染した犬の血を蚊が吸い、その時にミクロフィラリアと呼ばれる体長約250ミクロンのフィラリアの赤ちゃんを蚊が一緒に吸い込み、蚊の体の中で脱皮を繰り返して感染能力のあるフィラリアに成長します。

その後蚊の口の部分に移動して蚊が別の犬を刺したときに、その穴から蚊の唾液とともに犬の体内に侵入して行きます。そして、最初の1~2ヵ月は皮下組織や脂肪組織の中で成長し、2度の脱皮を終えて次は静脈内に侵入して心臓に近づき始め、心臓に達すると今度は繁殖のために心臓の右心房と肺動脈部分に寄生して心臓病や肝臓病、腎臓病など様々な病気を引き起こします。

“フィラリア”の症状は慢性と急性とがあり、慢性の場合は感染してもすぐに症状が出るとは限らず、数年経って肺への負担が限界に達して初めて咳などの症状が出ることが多いようです。けれども症状が出た時には病状はかなり進行して全身の血液の流れも悪くなり、肝硬変を起こしたり心臓が疲れきって心不全の状態に陥り、肺と腹部に水がたまって2~3年で死んでしまうことが多いようです。

急性の場合は、体長が30cmもある多数の成虫が大静脈に詰まってしまうことに発生するもので、血液の流れが阻止されているにもかかわらず心臓は一生懸命に血液を流そうとするために、血球に負担がかかりすぎてどんどんこわれて血管内に溶けだしていきます。それによって尿が赤くなり、貧血も進行し、放っておくと一晩で死んでしまうこともあります。

治療ではフィラリアの親虫を外科手術で摘出するか、駆虫薬を投与して駆除するかのいずれかの方法がとられますが、これらは非常にリスクの高いもので治療によって症状が悪化したり死亡したりすることもまれではありません。このようにフィラリアは感染すると大変なことになるこわい病気で、犬の死因の30%以上を占めてきましたが、5年前位に月1回の投薬でフィラリアへの感染を完全に予防できる薬が開発されてからは、予防さえきちんと行えばフィラリアから愛犬を守ることができるようになりました。



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